2010年5月29日土曜日

レストラン "Arco Iris Bembo's"


クリ-ミーな アヒ・デ・ガジーナ

ジューシーなロモサルタード


ブラジル料理はない。

マルガリータさん
                             
五反田にあるペルー料理レストラン。店の看板にはブラジル&ペルー料理と書かれているが、メニューは完全にペルー料理。
私が行った時間がランチタイムだったためか、ビジネススーツに身を包んだ働き盛りの日本人の男女と、領事館で手続きを済ませたであろうペルー人の家族連れやカップル、グループが5:5の比率である。(ペルー人がレストランで1人で食事をすることはあまりない)
 ペルー共和国総領事館、ブラジル連邦共和国総領事館もJR五反田駅を出てすぐのオフィスビルの6階と2階に仲良く?入居しているが、レストランにはブラジル人の姿は一組の家族連れのみみられた。
 日本における在日ラテンアメリカ国籍者はブラジル人とペルー人が歴史的背景から突出して多く、スペイン語とポルトガル語という似通った近接言語を操り、主に工業都市に居住することから“南米日系人”と同一視されることが多く、事実両国籍者の交流は盛んであり、職場や余暇で行動を共にすることが多いが、故郷の料理となると話は別のようだ。
 レストランは広々しており、レンガの壁模様に色鮮やかな赤いカーテンにインカ文明の飾り付け。ペルーの一般家庭をイメージしているようだ。
 この日私が食べたのは、アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉と唐辛子のチーズソース)。細かく千切った鶏肉ににんにくやたまねぎ、そしてアヒアマリージョというペースト状のペルー唐辛子を炒めて、牛乳とパンとチーズを攪拌したソースを混ぜ合わせ、ジャガイモにかけた調理方法はいたってシンプルな料理。
 ところが、アヒアマリージャが強いアクセントになり、シンプルながらも深い味わいを楽しめるのだ。
 ここのアヒ・デ・ガジーナは一見ボリュームたっぷりではあるが、舌触りがとてもまろやかで、ほんのりと辛味が効いているためか食が進み、意外とあっさり一皿平らげられる。
 1人で訪れるのならこれにデザートをプラスして。数人で訪れるのならロモ・サルタードシーフードチャーハン、ペルー風焼き鳥の盛り合わせパリジャーダと共に注文するとよいだろう。
 ウェイトレスはマルガリータさん。ふっくらした体型が特徴的で、とても陽気で人当たりがいい。日本語も堪能で、メニューの料理に疑問があれば親切に教えてくれる。
 料金はリーズナブルな上にホットペッパーのクーポンが使えるため一度訪れるといい。本場の味に独自のアレンジを加えた料理に魅了されることだろう。


*****お店の情報*****

「ペルー料理 Arco Iris Bembo's (アルコイリス ベンボス) 五反田」
 住所  :東京都品川区東五反田1-15-5 第5本宮ビル2F
 電話  :050-5815-4856
 営業時間:11:30~22:30
 休日  :年末年始
 山手線 五反田駅から徒歩5分
 
地図
 

 

2010年5月28日金曜日

レストラン "TIA SUSANA"


外見

ロモサルタード


信濃町にあるペルー料理のスポーツカフェ「TIA SUSANA」に行ってきました。
80年代、日本ではまだ珍しかったペルー家庭料理のお店が銀座にありました。ブラジル代表のドゥンガなどが来店したそうです。そのお店が信濃町に復活しました。
ランチセットには、ペルーの家庭料理が3種類ほどありました。
値段は、900円から1200円でした。
今回私が食べたのは「LOMO SALTADO(ロモサルタード)」でした。日本人に食べやすい味になっていると思います。
実際にお店でメニューをみて、やっぱり食べられないという人でも安心!
スパゲッティメニューもありました。
夜になると、地酒や一品料理はもちろん、ランチのセットもでているので、
お食事でも利用できます。
お店の方もとても親切で丁寧に料理の説明もしてくれます。
お店にはサッカー選手や有名人の写真やサインがたくさんありました。
ペルーのビデオも流されていて、ペルーの雰囲気が味わえます。
70年代のワールドカップやトヨタカップなど1000試合以上の秘蔵ビデオがあるので、
好きな試合をみながら美味しい食事が楽しめます。
ぜひ行ってみて下さい!!

     *****お店の情報*****

「TIA SUSANA (スサナ伯母さん)」
 住所  :東京都新宿区信濃町8-11 坂田ビルB1F
 電話  :03-3226-8511
 営業時間:11:30~23:00
 休日  :日曜日
 中央・総武線 信濃町駅から徒歩5分
 丸の内線   四谷三丁目駅1番出口から徒歩7分
 大江戸線   国立競技場駅A1番出口から徒歩8分

http://blog.tiasusana.ciao.jp/

地図

ラテンショップ ”Mundo Latino"




ムンドラティーノ

 コロンビア人オーナーの南米の食材、CD、DVD、雑誌、本などを扱うラテンショップ。
食材品はブラジルとペルーのものが目立つが、店に入ってすぐに目に付くのはコロンビア人ポップシンガーShakiraのサイン入りポスターであり、その隣にはメキシコやチリの国旗も飾られている。
 ラテンアメリカから遠く離れた日本だからこそ見られる雑多なラテンワールドだ。
 ブラジル総領事館、ペルー総領事館に近接するためか、午前中から日中にかけて両国の客で賑わうが、夕方にはブラジル人やペルー人に比べ、日本における居住人口が少ないコロンビア人の客の姿が目立つ。店員の話によるとコロンビア人経営の店という情報を聞きつけてやってくるとのこと。
 従業員はコロンビア人、ペルー人、ベネズエラ人、チリ人と実に多様なラテンアメリカ人が占めるが、スペイン語が堪能な日本人もいる。まさにムンドラティーノ(ラテンワールド)であると言えよう。
 おすすめは、カウンターでミックスしてくれるフルーツジュース。トロピカルマリアというブランドのフルーツビューレ(果物の皮と種を取り除いたもの)をミルクとミックスしてくれる。
 実はこのトロピカルマリアは同名のドリンクショップやファーストフード店の名でもあり、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄、更にはソウル等に店舗を構えている。何を隠そう、ムンドラティーノを経営する(株)アスク社は幅広く事業展開しているラテンアメリカの総合商社である。
 コロンビア共和国大使館からは全面的にバックアップを受けており、夏季限定で東京ディズニーリゾートに店を出した時には、大使がオープニングイベントに駆けつけたほどだ。
 トロピカルマリアのフルーツのほとんどはラテンアメリカ産であり、急速冷凍処理技術を用いることから芳醇な味を実現している。中でもマンゴーは世界有数の高品種であるペルー産アップルマンゴーであり、芳醇な香りと味わい深い甘み、とろけるような食感が特徴である。このマンゴーをミックスしたジュースの味は格別である。
 近年驚異的な経済成長と観光開発に成功し、世界有数のドラッグ生産地という汚点を晴らしつつある、コロンビア共和国の日本における旗艦企業のラテンショップからラテンアメリカ世界に触れるのはいかがだろうか。

*****お店の情報*****

ムンドラティーノ
住所:東京都品川区東五反田1-12-12落合ビル3F
- フリーダイヤル:0088-22-0080
- Tel & Fax: 03-6408-0748

http://www.musilatina.com/

地図